【ツインレイを知るための創作作品⑤】堤幸彦『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(メルマガ先行配信記事)

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 『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(スペック〜けいしちょうこうあんぶ こうあんだいごか みしょうじけんとくべつたいさくがかりじけんぼ〜)

 長いタイトルを見ただけでもそうですし、荒唐無稽なストーリーが好きでない方、戸田恵梨香さん(演じる当麻)のキャラが好きでない方はちょっとゴメンナイサイ……みたいなドラマかなと思います(私は戸田恵梨香さん大好きです。プライベートでも自分に正直な方みたいで、いつも弾けるような新鮮な魅力にあふれていると思います。加瀬亮さんも、癖のある役をこなすいい俳優さんですね)。

 このメルマガでも、【ツインレイを知るための創作作品】シリーズにはまったく興味のない読者の方もいらしゃるようなので、米津玄師さんで打ち止めにしようか悩んでいました(音楽は特に個々の趣味が色濃く出ますし、メルマガ読者の世代的にも米津さんではないことはわかっていました。それでも米津さんを紹介したのは、今回の『SPEC』との関連性でもお伝えできればと思います)。

 ……にもかかわらず、これまでの作品の中でも一番アクが強くて、ウケの悪そうな『SPEC』を紹介しようと思ったのはよくよく試案の上のことです。このドラマは10年前に発表されているのですが、この6月に深夜枠で再放送されました。時をおいて見直してみて、まさにこの現代を予言するかのような内容だったことを私は感じたのです。

 『SPEC』には、いわゆる “超能力者” が出てきます。“SPECホルダー” と呼ばれ、彼らの起こした事件は基本的に警察では扱えないので「警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係」が担当しているのです。だから、通称「未詳」は窓際部署のはずなのですが、主人公である、天才的な頭脳を持ちながら奇人変人の当麻沙綾(とうまさや)と、部下をめぐる不可解な事故で左遷されてきた元SITの瀬文焚流(せぶみたける)が出会い、世界は大きな転換を見せるのです。

 (実際のところ、2人の出会いはとある人物によって仕組まれたことだったのですが、その人物の思惑も超えたところでSPECホルダーをめぐる不可解な出来事に「未詳」は巻き込まれていきます)。

 頭脳派の当麻と肉体派の瀬文はまったくの正反対。しかし、超天才の頭脳を持つ当麻だけで事件が解決することはありません(お互いがあまりに偏っている能力のことでけなし合うのが作品のお約束なのですが……)。

 この2人の上司として、やはり左遷組で旧時代人の野々村係長(『太陽にほえろ!』のゴリさん・竜雷太さんが演じています)がからみます。野々村係長は、実際はSPECホルダーのことをよくわかっていて、2人のよき理解者であり、旧時代的な価値観の善なる部分の体現者であるとも言えます( “刑事” 以外の部分は若干……ですが)。

 作品のラストの方で、SPECホルダーたちの奪い合いが国家間や世界の組織で起こっていて、逆に、警視庁の公安内にはSPECホルダーを抹殺する秘密機関も存在することが判明します。

 現実でも世界は今、新しい時代の科学技術開発に対応できる高度な数学的能力を持っている人材の獲得に必死だということを耳にすることがあります。  

 『SPEC』内のSPECホルダーの能力は、未来予知、記憶操作、時を止める、病の処方、憑依、SPEC(能力)のコピーなどで、“ありえない”と一笑に付すようなものですが、これから先、いつになるかは明言できませんが、高度な科学技術(一般人にはその内容がまるで理解できない)で、もしかしたら可能になるのかもしれません。

 だとしたら、SPECホルダーの奪い合いや、SPECホルダーとSPECを持たない “凡人” との分断というのは、荒唐無稽なストーリーで終わらない可能性もあるわけです(何百年先の未来では、AI搭載のハイブリット人類が生まれるといった予想もあるようです)。

 また以前、藤井聡太さんの名前を出しましたが、米津玄師さんなどもまさに、科学技術で改造されたわけでなく(笑)、新時代の能力の持ち主だと私は思います。そして、これから先どんどんそんな才能が生まれてくる気がしています。

 そうした時に、(旧時代的な)組織社会における私のような非正規労働者、あるいは、中核にあって組織を支える、“団塊ジュニア” 世代には、まだそれなりに人生は残されているのに、旧世代は勝ち抜け、新世代の感覚や価値観に圧倒されるという間(はざま)にあって、困難な状況を感ぜずにはいられません。

 私にSPECはあるのだろうか、ないとしたら、真正のSPECホルダーである当麻(実は当麻は天才的頭脳だけではなくSPECを持っています)を支える瀬文、野々村のような位置でいられるのかを考えてしまうのです。

 ――居場所ないじゃん!

 『SPEC』はお笑い要素も満載なドラマなのですが、そこに隠された、実際は深くて怖ろしくもあるテーマを持った作品であったことに気づいてしまったわけです。



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